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【基本・テイスティング・試験対策】ワイン本おすすめ15選|ワイン講師監修
ワインの事、もっと知りたいと思ったら確かな情報がわかる「ワイン本」がオススメ!
この記事では目的別におすすめなワイン本を、ワイン本30冊以上を持っているワインエキスパートのゆかぽんが紹介していきます。
私も持っている本たちです。参考にしてみてくださいね!
\この記事はこんな人向けです/
- ワインビギナーで基本のきを知りたい人
- ソムリエ・ワインエキスパート試験を受ける人
- ナチュラルワインを知りたい人
- テイスティングをロジカルに知りたい人
- 料理とワインの合わせ方を知りたい人
- 醸造や農業などテクニカルなことを知りたい人
15冊の一覧リスト
15冊の本は上の目次のカテゴリから探せますし、下の一覧表からも探すことができます。
一冊一冊を細かくご紹介していきますね!
タイトル | カテゴリ |
---|---|
ワイン一年生 詳細を見てみる | ビギナー |
ヴィノテラスワインスクール 試験対策テキスト 詳細を見てみる | ソムリエ・ワインエキスパート試験対策 |
ソムリエ試験対策問題集 詳細を見てみる | ソムリエ・ワインエキスパート試験対策 |
自然派ワイン入門 詳細を見てみる | ナチュラルワイン |
自然派ワイン 詳細を見てみる | ナチュラルワイン |
先生、ワインはじめたいです! 詳細を見てみる | 料理とワインのペアリング |
The WINE 詳細を見てみる | 料理とワインのペアリング |
ロジカルペアリング 詳細を見てみる | 料理とワインのペアリング |
イタリア式ワインのABC 詳細を見てみる | 料理とワインのペアリング |
WINE TASTING BIBLE 詳細を見てみる | テイスティング |
イギリス王立化学会の化学者が教える ワイン学入門 詳細を見てみる | テクニカル |
亜硫酸を使わない すばらしいワイン造り 詳細を見てみる | テクニカル |
においと味わいの不思議 詳細を見てみる | テクニカル |
土とワイン 詳細を見てみる | テクニカル |
世界のワイン図鑑 詳細を見てみる | 番外編 |
ワインビギナー向け|基本のきが分かる本
まずはビギナーから楽しめるワイン本をご紹介していきます。
楽しくワインを学べる本ですよ!
ワイン一年生
まずはじめにワインのことが知りたくなったらおススメなこちら。
ブドウ品種が擬人化されていて、漫画感覚でよめちゃう楽しい本です。私はビギナーの頃、この本を持って
この本の目次
- ワインの基本
- 旧世界
- 新世界
\ビギナー向けの本をまとめた記事もあります/
ソムリエ・ワインエキスパート試験対策したい人向け
ソムリエ・ワインエキスパート試験は試験対策勉強が欠かせません。
スクールに通うのも手ですが、問題集を使えば独学で合格することもできます!
独学を目指す人にオススメしたい2冊を紹介します。
ヴィノテラスワインスクール 試験対策テキスト
ソムリエ・ワインエキスパート合格を目指す人にオススメの問題集。なんとアプリ問題集3500問も付いてくるという便利な問題集。丁寧な解説もついていてとても良心的!
筆者が受験した時にはこの問題集が無かったけど、今ならこの問題集、買います!
持ち運びに便利なサイズ・重さ。しかもスマホを使っていつでもどこでも好きな時に勉強できる優れもの。
ソムリエ試験対策問題集
こちらはよく出る問題がギュギュっとまとめられた1250問のソムリエ・ワインエキスパート試験対策問題集。
アプリを使わず、紙の問題集をやりこみたい人にオススメです。
\オンラインスクールをまとめた記事もオススメ/
ナチュラルワインを知りたい人向け
若い世代を中心に人気のナチュラルワイン。有機栽培やビオティナミ農法で作られたブドウで丁寧に醸造してつくられたワインは、より複雑な味わいと香りで人気が出ています。
定義が分かりにくいナチュラルワインをわかりやすく教えてくれる本を紹介します。
クラシックなワインと何が違うのか、本で読むと納得できますよ!
自然派ワイン入門
こちらはマスターオブワインを持つ著者が書いた一冊。
ある程度ワインの知識がないと難しい内容かもしれませんが、ナチュラルワインの全体像がよくわかる本です。
一番知りたかった亜硫酸の歴史が書かれたいたので、この本を買ってよかったです。
この本の目次
- 自然派ワインって何?
- ブドウ畑
- セラー
- 味
- 誤解
- 健康
- 結論
- 人
- 場所と時
- 自然派ワインの生産者
自然派ワイン
ワイン業界の最高権威であるマスター・オブ・ワインを持つ大橋健一さんの著書。
既に絶版のため古本しかありませんが、自然派ワインの基本にはじめ、農法のこと、醸造のことが網羅されている一冊。
専門用語がたくさん出てきますが、脚注で分かりやすく解説されているので、めちゃくちゃ勉強になりました。
私は古本で購入しましたが、分かりやすすぎて買ってよかったです!
この本の目次
- 自然派ワインへの導入
- ビオ・ワインの定義
- 自然派ワインの醸造
- 自然派ワインのテイスティング
- 自然派ワイン生産者の系譜と現在の動向
- 自然派ワイン生産者の紹介
料理とワインのペアリングを知りたい人向け
ワインが分かるようになると知りたくなるのが「料理との合わせ方」。
ビギナー向けからプロ向けまでいろんな本があるので紹介していきます。
先生、ワインはじめたいです!
こちらはビギナー向けの一冊。ハンバーグとワインのペアリング会を開催した時の勉強資料として買いました。
カンタンにできる料理とワインの合わせ方が紹介されていて、お客様にもとても好評でした!
ペアリングが法則として紹介されていて、とても便利!
この本の目次
- ワインのキホン
- 飲み比べて自分の好みを知ろう
- 理想のワインの見つけ方
- ワイン✖️料理!マリアージュは幸せの味
- もっと!おうちでワインを楽しみたい!
- お店でワインを注文してみよう
The WINE
料理とワインの合わせ方を分かりやすく表で教えてくれるのがこちらの本。
料理の素材ごとに合わせやすいワインを教えてくれるので、ある程度ワインを知っている人向けです。
主なブドウ品種とワイン生産国のことも学べる分厚い本(223ページ)だから、ワインのことをまるっと学べちゃいます。
基本的なワインの知識も学べて便利です
この本の目次
- そもそもワインとは?
- ワインのキホン
- テイスティング
- ワインの扱い方
- ワインと食材の組み合わせ
- ワインの9つの種類を知る
- ワインの産地を知る
ロジカルペアリング
お次はプロにもおすすめしたいロジカルな料理とワインの合わせ方が分かる本。
味覚ごとに「どの味とどの味を合わせればおいしくなるのか」が分かりやすく説明されています。
お家で再現するにはちょっとレベルが高いですが、味の組み合わせ方が勉強になる一冊です。
イラストがたくさんあって読みやすい本ですが内容は本格的!
この本の目次
- ロジカルペアリングを学んでいく
- はじめの一歩は「重さ」から
- 五味のペアリング
- 何より大事なフレーバー
- テクスチャーを深める
- 温度をコントロールする
- 日本酒とペアリング
- ナチュラルワイン
- テロワールとは何か?
- コースをどう組み立てる?
- ノンアルコールペアリングの基本
- ペアリングに必要な、「味わい以外」のこと
イタリア式ワインのABC
こちらはイタリアのワイン本ですが、ワインペアリングのコツも紹介されています。
イタリア料理とワインのペアリングが知りたい人にはおすすめ。
イタリアワインを学びながらペアリングも学べる一石二鳥な一冊です!
この本の目次
- ブドウ栽培
- 醸造学・醸造方法
- ワインのテイスティング
- ワインと料理のアッビナメント(ペアリング)
- イタリア各州のブドウ栽培とワイン醸造
- ソムリエ
- オリーブオイル
テイスティングをロジカルに知りたい人向け
お次はテイスティング。
筆者は2019年にワインエキスパート二次試験(テイスティング試験)に一発合格しましたが、その時にこの本がとても役立ちました。
テイスティングの基礎知識・見極め方がわかるとググっとスキルが上がるので、資格を持っている人にもオススメしたい一冊です。
ワインテイスティングバイブル
オススメポイントは、ブドウ品種ごとによる見極め方チャート。
ブドウ品種ごとの色、香りが一度に比較できるから、結論を導くまでがとてもスムーズにできるようになります。
- 色から推測できること
- 香りから推測できること
- 答えまでを導く考え方のコツ などが網羅されている教科書的な一冊。
テイスティングスキルは「知っていないと答えにたどり着けない」。基本となるテイスティングスキルはこの一冊で網羅できます。
今でも読み返してスキルアップしています。おすすめの一冊です!
この本の目次
- 外観を見る
- 香りをとる
- 味わいをとらえる
- 特徴を判断する
- ワインのブドウ品種
- ワインの産地
- テイスティングの実践
醸造・土壌・香りなどテクニカルなことを知りたい人向け
次はちょっとマニアックな本たちの紹介です。ソムリエ協会の教本に載っていないディープなことを知りたい人におすすめです!
イギリス王立化学会の化学者が教えるワイン学入門
ソムリエ教本には載っていないワイン造りの基本のきを学べる一冊。502ページもあるので読むのが大変ですが、知りたいキャプチャーから読めば意外と楽しく読破できます。
ブドウ栽培から醸造・法律まで、ワイン造りの全体像を細かく知りたい人には最適な本です。
ボトリングの処理の違いとか、濾過のフィルターの違いとか、めちゃくちゃ楽しいマニアックな本です。
この本の目次
- 自然からの贈り物
- ブドウ畑
- ブドウの成分
- 酸素の役割
- ブドウ果汁と搾汁方法
- 果汁調整
- 発酵
- 赤ワインとロゼワインの醸造
- 白ワインの醸造
- スパークリング・ワインと酒精強化ワインの醸造
- 木樽と熟成
- ワインの必須成分
- 澱引きと清澄
- 酒石の安定処理
- 添加物
- 濾過
- パッケージ素材
- 貯蔵とボトリング
- 分析と品質管理
- ワインの欠陥
- テイスティング
- 品質保証
- 法律と規制
亜硫酸を使わないすばらしいワイン造り
ナチュラルワインに興味があるので買ったこちら。亜硫酸を使わないことが正解とは思いませんが、テクニカルな情報が知りたくてこちらを購入。
亜硫酸のメリットとデメリットがはっきり分かるので、ただ単に「亜硫酸はよくない」という思い込みをなくすことができるかなと思います。
ナチュラルワインの醸造方法に興味がある人にはおすすめです!
この本の目次
- 亜硫酸の歴史
- 亜硫酸と消費者の健康
- 亜硫酸を使わない際の醸造補助剤
- 亜硫酸を使わない際の醸造技術
- ワインの瓶詰と打栓の選択
- 亜硫酸を使わない醸造におけつ共通作業
においと味わいの不思議 知ればもっとワインがおいしくなる
ワイン会で「なんでこういう香りがするんですか?」と質問を受けて購入した一冊。
香り感じる仕組みや、香りの分析が非常におもしろいです。特に北海道余市産のドメーヌ・タカヒコとグランポレールのピノ・ノワールの香り比較データがおもしろい!
ワインの香りフェチなら、読んで損はない一冊です。
この本の目次
- においとは何か?
- においの正体とは?
- おいしさとは何か?
- 言葉で表現するためには?
土とワイン
お次は「土壌」の本。実はまだ読破できていないのですが、土壌とワインの関係を知りたくて購入。
下の目次には載せきれませんが、主にヨーロッパの著名なワイン産地の土壌をテーマに「土壌とワイン」をじっくり学べる一冊です。
この本を読むときはワインの産地地図がある方が理解を深めることができますよ!
この本の目次
- ワインを生み出す土の世界
- 火成岩
- 堆積岩
- 変成岩
- フランス孤高の地アルザス
番外編|持っていたら褒められる本
最後は番外編で筆者はまだ持っていないのですが、買おうと思っているワイン本の決定版!
重いし大きいから通販で買おうと思っているよ!
世界のワイン図鑑
この本は持っていないので詳しい内容は書けませんが、世界のワインのことをフルカラーで学べる最強の一冊。
本を持ち歩きたくない人にはこれ
本は重くて収納にも困るから増やしたくなくて・・・
それなら電子書籍のKindle Unlimitedがおすすめ!
AmazonのKindle Unlimitedは、月額980円で小説・雑誌・実用書など200万冊以上が好きなときに好きなだけ読み放題になるサブスクリプションサービス。
今回ご紹介した本の一部もKindle Unlimitedで読むことができるので、こんな人にはオススメです。
- 家の本を増やしたくない人
- 重い本を持ち運びたくない人
- 好きなタイミングで好きなだけ本を読みたい人
まとめ
今回は筆者がオススメするワイン本をテーマ別でご紹介しました。
「こんなこと知りたいときはどの本がおすすめ?」など質問があればインスタから気軽にDMしてくださいね!
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