ビギナー向け|オレンジワインとは?カルディやアマゾンで買えるおすすめワインを紹介

 当ページのリンクには広告が含まれています。

オレンジワインってよく聞くけど、オレンジで造ったワインですか?

児島由佳

オレンジワインもブドウで造られたワインです!

今回は世界で流行っている「オレンジワイン」をワイン講師が分かりやすく楽しく紹介していきます。

この記事でわかること
  • オレンジワインとは?
  • どうして流行っているの?
  • お家で楽しめるおすすめオレンジワイン
目次

オレンジワインとは?どんなワイン?

オレンジワインはどんなワインのことなんですか?

オレンジワインは白ブドウを赤ワインのつくり方をして造ったワインのこと。

赤ワインのつくり方というのは、ブドウの実を潰したあとに、皮や種を一緒に醸すことで、渋みを出し、ワインに色を付けてる方法。白ブドウを使って、この方法を使って造られたのが「オレンジワイン」です。

児島由佳

白ワインとはこんな違いがありますよ

白ワインとオレンジワインの違い
  • オレンジワインの方が色が濃い(淡いオレンジ色)
  • オレンジワインの味わいは少し渋い
  • オレンジワインの方が飲みごたえがある

オレンジワインが流行っている理由

「オレンジワイン」という言葉は最近聞くけど、最近できたワインなんですか?

児島由佳

オレンジワインは実は昔から造られているワインですよ

オレンジワインはナチュラルワインが世界的に流行しはじめたころから名前が知られるようになりました。でも実は、オレンジワインはトルコの北にあるジョージアなどの国では紀元前から造られていました。

オレンジワインは歴史が古いワインなんですね!

そんなオレンジワインはワインを造る醸造工程で、白ワインと比べると添加物を少なくして造ることができるワイン。

その特性がナチュラルワインを造る人たちの目に留まり、ナチュラルワインが流行り出したブームに乗って人気になっていきました。

だからオレンジワインは最近聞くようになったんですね

オレンジワインの選び方のコツ

オレンジワインは大きく2つのカテゴリに分かれます。

  • クラシックなタイプのオレンジワイン→主に大手ワインメーカー
  • ナチュラルなタイプのオレンジワイン→主に小規模なワインメーカー

味の特徴はこんな感じです。

  • クラシックなタイプのオレンジワイン→キレイな味わいで、白ワインが味が濃くて少し渋くなった感じ
  • ナチュラルなタイプのオレンジワイン→複雑な味わいで、白ワインが味が濃くて少し渋くなった感じ

普段ナチュラルワインを飲んでいない人がナチュラルなオレンジワインを飲むと「!?」と味の違いにビックリしてしまいます(私もそうでした)。

オレンジワインを選ぶポイントは、「クラシック」なタイプか「ナチュラル」なタイプかを見極めて選ぶとハズレがないですよ。

児島由佳

クラシックかナチュラルか、実際のワインを例に挙げてワインを見てみましょう。

お家で楽しめるオレンジワイン

どんなオレンジワインがあるのか、実際のワインを見てみましょう。クラシックかナチュラルかもご紹介していきます。

①カルディで買える オレンジワイン マサレ

まずはじめは手軽にワインを買えるKALDIで買えるオレンジワインの紹介です。

カルディで買えるワインはどれも飲みやすいものばかり。こちらはキレイな味わいの「クラシック」なタイプです。

生産国イタリア
ブドウ品種ピノ・グリージョ、ソーヴィニヨン・ブラン
カテゴリクラシックなタイプできれいな味わい
メーカーコメントコンポートしたアプリコットや黄桃、柑橘の果皮、カルダモン、ローストしたヘーゼルナッツ、蜜蝋など複雑で濃縮感のある香り。ミネラル感豊かで滑らかな果実味に、フレッシュで丸みのある酸味とタンニンが広がる辛口のオレンジワインです。

飲んだ人の口コミを見てみましょう。

オレンジワイン好きなので購入。食事にあって飲みやすい、いい感じの苦みで期待通りの美味しさでした。

とても飲みやすいです。すっきりした後味の中にほんのりオレンジが感じられるような。

やはり飲みやすい味わいで、ほのかに渋みがあるタイプのオレンジワインです。

こんな人にオススメできない
こんな人におすすめ
  • オレンジワインを飲み慣れている人
  • 濃い味わいのオレンジワインが好きな人
  • 軽い味わいのワインが好きな人
  • オレンジワインがはじめての人

②アマゾンで買える ペドロ・ヒメネス・レセルバ

次はアマゾンで買えるオレンジワイン。こちらは筆者が試飲会で試飲し、飲みやすかったので購入したことがあるオレンジワインです。

生産国チリ(エルキ・ヴァレー)
ブドウ品種ペドロ・ヒメネス
カテゴリクラシックなタイプできれいな味わい
メーカーコメント美しく輝きのある黄色、フローラルで持続性のあるアロマがあります。しっかりとした骨格があり、心地よい果実味が感じられます。また僅かに感じるタンニンがフィニッシュに調和を与えています。

飲んだ人の口コミを見てみましょう。

このオレンジワインは軽い味わいなので、渋くて飲みごたえのあるオレンジワインが好きな人には物足りないかもしれません。

このお値段でここまで美味しいならばありかと思います。主張の少ない飲みやすいタイプですので料理の邪魔はしません。ただしオレンジワインならではのオレンジ色を期待するならもっとオレンジ色のワインがあるのでそちらをおすすめします。

こんな人にオススメできない
こんな人におすすめ
  • オレンジワインを飲み慣れている人
  • 濃い味わいのオレンジワインが好きな人
  • 軽い味わいのワインが好きな人
  • オレンジワインがはじめての人

③エノテカで買える ヴィノテッラ・ルカツィテリ

次はワイン発祥の地と言われている国「ジョージア」のオレンジワイン。

しっかりした渋みと柔らかな酸味のバランスが楽しめるオレンジワイン。しっかりした味わいが好きな方におすすめの1本です。

生産国ジョージア
ブドウ品種ルカツィテリ
カテゴリクラシックなタイプできれいな味わい
メーカーコメント洋梨や桃、メロンを思わせるアロマに、はっきりとした花のニュアンスが重なった華やかな香り。口に含むと、ジョージアのオレンジワインらしいしっかりとしたタンニンが印象的な骨格のある味わいながらも、柔らかな酸やほのかな甘さが絶妙に調和した飲みやすい仕上がりです。余韻にはレモンや洋梨の風味や、程よい苦みが長く残ります。

飲んだ人の口コミを見てみましょう。

①と②と比べて、よりしっかりした味わいが魅力です。

とてもきれいな琥珀色のワイン。オレンジワインの特徴を押さえつつ、日本食ともよく合い、家族でおいしくいただきました。オレンジワイン初心者の方にもお薦めのワインです。

今回は少しコクのあるオレンジワインを求めました。それでもちょうど良い感じの渋みと苦みで、おいしい紅茶を飲んでいるようなスムースさも感じました。牡蠣とネギの塩炒めと合わせましたが、副菜の菜花の辛し和えの方がよりマッチしました。菜花も苦みがあるせいでしょうか。次はブリと合わせてみよう。

こんな人にオススメできない
こんな人におすすめ
  • オレンジワインを飲み慣れていない人
  • しっかりした味わいのオレンジワインが好きな人

④Yahoo!で買える ル スカラベ スキンタッチ

最後はナチュラルなタイプのオレンジワイン。クラシックなワインからワインを知った筆者は、ナチュラルワインを始めて飲んだ時にびっくりしたのですが、クリスチャン・ビネール氏のワインは飲みやすくて好き!

雑菌の繁殖を防いだり、劣化や酸化を防止するSO2は無添加のオレンジワインです。

SO2無添加なのでワインが傷みやすいため、必ずワインセラーや冷暗所で保管しましょう!

生産国フランス・アルザス地方
ブドウ品種ヴュルツトラミネール60%リースリング30% ミュスカプティグランブランとミュスカロゼ10%
カテゴリナチュラルなタイプで複雑味が楽しめる
メーカーコメント濃い黄金色、とろりと した粘性、アカシアのハチミツやナッツの香り、甘みある果実味と穏や かな酸にほのかなピールの苦み、全体にまろやかな印象を受けます。
こんな人にオススメできない
こんな人におすすめ
  • ナチュラルワインを飲み慣れていな人
  • ふだんからナチュラルワインを飲む人

まとめ

オレンジワインは紀元前から造られているワインで、味わいは少し渋みがあって飲みごたえがあるワインです。

いろんなタイプのオレンジワインがあるので、ぜひ一度トライしてみてくださいね。

飲みやすいオレンジワインを飲んでレビューした記事もあるので参考にどうぞ!

\インスタグラムでもワイン情報を発信中/

児島由佳
ワインコンテンツプロデューサー/ワインライター/ワイン講師
㈳日本ソムリエ協会会員
認定ワインエキスパート

2019年にワインエキスパート資格に一発合格。
その後、ワインメディア「ワインがあるくらし」を立ち上げ、20回以上200名を集客した独自イベントを開催。ワイン愛好家の育成、ワインを使った観光集客、顧客囲い込み、チームビルディングを行っています。ワインの事業他、自社では企業の教育研修プログラムを担当。ソムリエとしても活動。好きなワインはアルザスの白ワインとシャンパーニュ。

コラボ・お仕事のご相談などはお問い合わせからどうぞ。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次