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【体験レポ】果樹園の中にレストラン!松川町のOrchardレストランまつかわでおいしい楽しい時間
長野県の南に位置する松川町は、さくらんぼ・桃・ぶどう・梨・りんごがおいしいフルーツの里。年間を通じて日照量が多く、とても甘くてジューシーな果物がたくさんとれる町です。
そんな松川町に2022年10月にオープンしたのが、なんと果樹園の中にあるダイニング「Orchardレストランまつかわ」。
この記事では、果樹園の中のレストランって何?と気になったワイン好きの筆者が、実際に体験してきたレポートをお届けします。
まるで海外にいるような、非日常的な空間で最高の体験ができました
果樹園ダイニングってどんなところ?
果樹園レストラン「Orchardレストランまつかわ」の場所は、なんと果樹園の畑の中!
畑の中に特設でテーブルが用意されて、そこでお食事を楽しめる屋外型のレストランなんです。
お食事だけじゃない、果樹園のガイドツアーで学びの時間
そして、楽しいポイントはもう一つ!
お食事を楽しめるだけではなく、果樹園のガイドツアーも楽しめるんです。
このガイドツアーのおすすめポイントはこんな感じ。
- くだもの畑を間近で見学できる
- 季節ごとにフルーツの成長過程を見れる
- 生産者さんのリアルなお話は、フルーツ作りの知らないことがいっぱい
- ガイドツアー後は、乾杯のシードルが楽しめる
果樹園の場所は開催日によって変わりますが、この日は「フルーツガーデン北沢」さんでの開催でした。こちらはりんごのお酒「シードル」を作るマルカメ醸造所もありました。
敷地内にはウサギとヤギがいて、リンゴを食べていましたよ。
訪ねた5月は花のシーズンが終わり、新緑が美しい時期。リンゴの木は青々としています。
生産者からしか聞けない、フルーツ作りの楽しさ大変さ
この日のガイドツアーはフルーツガーデン北沢の4代目、北沢毅さんが説明してくれました。
北沢さんは日本だけではなく海外のリンゴ園のことも詳しく、他のリンゴと比べて松川町のリンゴがおいしい理由を教えてくれます。
また、リンゴを実まで育てる大変さもお話ししてくれました。
リンゴのお酒シードルをつくる醸造所ツアー
フルーツガーデン北沢さんには、シードルを作る醸造所があるため、こちらも案内してもらいました。
自社栽培のリンゴをシードルにするまでの工程を、写真の紙芝居を使いながら説明してくれます。
最近はシードルだけじゃなく、ワイン作りも始めたそうで、これからが楽しみです。
果樹園ツアーのあとはシードルで乾杯!
約20分間の楽しいガイドツアーのあとは、畑の中に用意されたテーブルで乾杯!
私はマルカメ醸造所さんのシードルをいただきました。
緑あふれる果樹園の中でいただく乾杯はしあわせなひと時です。
(ノンアルコールもあるから安心)
乾杯のおともには、松川町産のフルーツを使ったケーキサクレ。塩が効いててお酒にぴったりです。
日本でここだけ!ロマンティックな果樹園のレストラン
乾杯のあとは、いよいよレストランへ。
どこにあるの?と思って歩いていると、突然すてきなテーブルが現れます。
季節ごとに違う趣が楽しめる、果樹園の中のレストラン。ドラマのワンシーンが現れるようで、めちゃくちゃ素敵です。
緑がおいしげる果樹園のなかの白いテーブルは、とってもロマンティック!この日はプルーンの樹の下で。
日によって開催場所が違うから、行ってみてからのお楽しみですね^^
お友達と、家族と、デートにもぴったりな雰囲気です。
どんなお料理が楽しめるの?
テーブルに座ると、いよいよお待ちかねのお食事がスタートします。
メニューは、松川町と伊那谷の果物、野菜、肉や川魚を使った季節のフレンチ料理。
こんな感じのメニューです。
- アミューズ
- お肉の前菜
- 信州サーモンの一品
- 旬を感じる季節のスープ
- 松川町でリンゴを食べて育った黒豚のメイン料理
- 旬のフルーツを使ったデザート
- コーヒーまたは紅茶
シェフはこんな人!
シェフとスタッフはもちろん松川町の人。
Orchardレストランまつかわの専属シェフ、坂元シェフがテーブル横でお料理を仕上げてくれます。
このOrchardレストランまつかわは、坂元クリスティーナさんの「フルーツの里・松川町のおいしいものと美しい果樹園の風景をたくさんの人に伝えたい」という想いで始まったそう。その想いを、坂元シェフがお料理に表現してくれます。
坂元シェフはとても気さくで楽しい方で、お食事中の交流も楽しいポイントです。
美しくおいしいフレンチのフルコースとワイン
お食事は、地元産のアマゴをつかったアマゴと胡麻のビスケットサンドでスタート。魚の形をしたビスケットがかわいいです。
お食事のおともには、マルカメ醸造所さんの辛口シードルをいただきました。うましです!
(ワインやシードルはグラスで、または3杯ペアリングで注文できるのが嬉しい)
そして、前菜のプレート。
地元で育った黒豚を使ったテリーヌの隣には、花壇を思わせる春の山菜が!
目で見ても楽しめるお料理をいただきながら、春の風を感じる・・・よいひと時を過ごせます。
パンのお供には、自家製のキノコのソースと市田柿のクリームチーズあえ。これがまたおいしいんです。
レストランのお手拭き置きや木のプレートは、お隣りの木曽の町でつくられた工芸品。このレストランをプロデュースしている坂元クリスティーナさんのこだわりが感じられます。
次は、お魚料理。シェフがフライパンごと持ってきてくれます。
燻製された信州サーモンがまたおいしくて。あっという間に完食です。
ここからはちょっと珍しい、リンゴをつかった松川町産のワインを。
リンゴの産地ならではのフレッシュな味わいが、お料理にもよく合います。
次のお料理はリンゴを使ったスープ!
グラニースミスという品種だそうで、酸味とうまみがおいしい!添えられたサブレもサクサクで◎。
そしてお次の料理がスタンバイ。
最後は松川町産の黒豚肩ロースのロティ、筍ローストとりんごのチャツネ。
これまたジューシーでおいしい。添えられたソースがコクがあっておいしいんですよね。ソースの横には、お隣の村「大鹿村」の貴重なお塩もあって、これまたおいしいんです。
松川町のおいしい自然の恵みをふんだんに使ったフルコースのお料理は、大満足でした。
最後は、松川町のケーキ屋さんのデザート。
いちごのフレッシュな酸味がおいしいデザートで、さいごまで幸せな時間です。(写真には写ってないけど、コーヒーもおいしかった!)
果樹園ダイニングOrchardレストランまつかわまとめ
Orchardレストランまつかわは、農園ガイドツアーもたのしめる体験型のレストラン。
私はお昼に行きましたが、夜のディナーも楽しめます。夜は夜でライトアップされる果樹園がステキみたい・・!
バスや電車で行く場合は、有料で送迎もあるので行きやすいですよ。
坂元クリスティーナさん・シェフ・フルーツガーデン北沢の北沢さん・スタッフの皆様、ありがとうございました!
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